グルテンフリーのカレーを4種購入して実食した感想と結論

「小麦アレルギーの息子が、今よりもっと美味しいカレーライスを食べられるように」

そんな思いから、グルテンフリーのカレールウをあれこれ探した結果、

  • 買いやすさ(注文とか送料など)
  • 買いやすい価格
  • 卵・乳アレルギーも大丈夫

 

気にした上記3点をクリアしたカレールウを4種購入し実食しました。感想をまとめましたので、ご参考になれば幸いです。

※味に差が出ないように具材は【玉ねぎ・じゃがいも・大豆】としました。



A.【創健社】お米でつくった本格カレールウ 135g(中辛)

創建社カレールゥ

 

  • 名称:カレールウ(フレークタイプ)
  • 原材料名:植物油脂(パーム油、有機べに花油)、米粉、砂糖、カレー粉、食塩、馬鈴薯でん粉、調味料(酵母エキス、粉末醤油、麦芽エキス)、果汁(パイナップル、マンゴー、パパイヤ)、トマトパウダー、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
  • 販売者:株式会社創健社TI
  • 購入価格:380円(2019年4月時)

 

✔アレルゲンとして「小麦」「大豆」があります
✔コンタミ情報として「乳」「えび」「かに」があります

 

 

グルテンフリーカレーを購入したつもりでしたが、小麦が含まれていました、すみません。検索にひっかかったので…。しかし、息子は調味料に含まれる小麦は大丈夫なため、このまますすめます。

 

「お米でつくった本格カレールウ」の特徴

 

  1. 小麦粉の代わりに米粉を使用
  2. ラードやブイヨン等、動物性原料は一切不使用
  3. 化学調味料や乳化剤など、合成食品添加物不使用
  4. フレークタイプで様々な料理に活用できる

 

植物性の材料ばかりで、コクが足りなそうですが、パイナップル等南国フルーツの果汁が、奥深い味にしてくれているもようです。

ただ、お米でつくったと謳うなら、原材料から小麦は排除したほうが売れるのではないかな?と生意気にも感じました。

 

「お米でつくったカレールウ」味の感想

A調理例

普段、息子が食べているカレー(りんごとはちみつのアレっ子版)より、ずっと本格的な味でした。しょっぱなからおどろきました。\(゜ロ\)(/ロ゜)/

出来上がったカレーは、いつもより色が濃く、見た目からして本格派って感じです。
感想は以下の通り。

  • 色が濃い
  • 市販のカレールウの味に近い
  • 結構スパイシー
  • 中辛だけど甘め
  • 口当たりが軽い。食べやすい。



B.【マルコメ】国産大豆使用でグルテンフリー ヘルシーで糖質OFFなカレールー 120g(中辛)

マルコメカレールゥ

  • 名称:カレールー(中辛)
  • 原材料名:大豆粉、食用油脂、難消化性デキストリン、カレー粉、でん粉、食塩、唐辛子加工品、トマト粉末、チャツネ、香辛料、酵母エキス粉末、チキンブイヨン粉末、フライドオニオン粉末、マッシュルームエキス粉末/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(キサンタンガム)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸味料、(一部にごま、大豆、鶏肉、バナナを含む)
  • 販売者:マルコメ株式会社
  • 購入価格:304円(2019年4月時)

 

✔アレルゲンとして「ごま、大豆、鶏肉、バナナ」があります
✔コンタミ情報として乳、小麦、牛肉、豚肉、りんご、ゼラチンがあります

 

 

これはグルテンフリーをうたってますので、小麦は不使用です。チャツネを使っていることから、インドカレー寄りといえそうです。お値段は4種類で一番安かったです。

 

「国産大豆使用でグルテンフリー ヘルシーで糖質OFFなカレールー」の特徴

  1. 小麦粉の代わりに国産大豆粉使用
  2. 小麦粉のルウと比較して25%糖質OFF
  3. グルテンフリーだけど小麦アレルギー対応とはしていない
  4. フレークタイプで様々な料理に活用できる

 

チャツネの他、唐辛子、香辛料によりスパイシーさを求めているもよう。

 

「国産大豆使用でグルテンフリー ヘルシーで糖質OFFなカレールー」味の感想

 

B調理例

子供たちはこのカレーが一番好きでした。「めっちゃうまい」息子二人とも言ってました。

こちらも、いつものアレっ子カレーよりかなり本格的な味。市販のカレーを食べている私たちは大きく感動するほどでもないけれど、今までアレっ子カレーを食べていた次男は「感動もひとしお」だったみたいです。

  • 煮込んだような濃いカレーの色
  • コクがある
  • 結構スパイシー
  • 大豆のにおいは一切なし
  • ちょうどいい具合の中辛

 

色が濃いのは、カラメル色素が入っているからですね。スパイシーかつ、子供うけするお味といえます。



C.【オーサワジャパン】オーサワ スパイス香るカレールウ120g(中辛)

オーサワスパイス香るカレールゥ

  • 名称:カレールウ
  • 原材料:有機パーム油(コロンビア)、玄米粉(国産)、メープルシュガー、カレー粉、食塩、酵母エキス、馬鈴薯澱粉、りんご果汁、粉末トマト、有機ブラックペッパー、有機ココア
  • 販売者:オーサワジャパン株式会社
  • 購入価格:460円(2019年4月購入時)

 

✔コンタミ情報として乳、小麦、えび、かにがあります

 

 

“意識高い系”の方々にはおなじみ、オーサワジャパンのカレールウです。自然食品、マクロビオティック食品を扱う会社で超有名ですね。

オーサワジャパンが扱っている商品は、アレルギーの人はもちろん、ビーガンの方々も買える商品が多く取り揃えられています。こだわりがありますから、全般的にお値段高めといえるでしょう。

 

 

「オーサワ スパイス香るカレールウ」の特徴

  1. 小麦粉の代わりに農薬・化学肥料不使用国内産玄米粉を使用
  2. 動物性原料・化学調味料不使用
  3. 植物性カレールウ
  4. アレルギー用として作ってはいない
  5. フレークタイプで様々な料理に活用できる

 

 

「オーサワ スパイス香るカレールウ」の感想

C調理例

子供たちの中ではこちらのカレールウが第4位でした。原材料に入っていませんが、後味に「ピーマンの味がする」とのこと。確かに遠くでピーマンの風味がします。不思議です…。

とはいえ、やはり本格的なカレーの味。いつものアレルギー用お子様向けカレーと、カレーの本気度が違う感じ。

  • 色は濃くなく、黄色っぽい
  • 一番とろみが強い
  • 野菜の風味(特にピーマン)がする
  • 結構スパイシー
  • 子供には辛め

 

厳選された材料から作られている、という絶対の安心感があります。「体に悪いものは一切無理!」という方には、こちらのカレールウをおすすめしますね。



D.【あいのう】シンプルに生きる大人のためのカレールー100g(辛口)

あいのうカレールゥ

  • 名称:カレールウ
  • 原材料:玄米粉、植物油脂(有機パーム油、べに花油)、有機カレー粉、粉末野菜(オニオン、トマト、ガーリック、ジンジャー)、メープルシュガー、食塩、果汁(りんご、パイナップル)、粉末味噌、有機ココア(原材料の一部に大豆を含む)
  • 販売者:株式会社愛農流通センターATC
  • 購入価格:520円(2019年4月時)

 

✔アレルゲンとして「大豆」があります

 

 

スパイスの専門店「エヌ・ハーベスト」とあいのうがコラボしたカレールウになります。このカレールウ、原材料をみると、Cオーサワジャパンのカレールウと近いようです。

4種の中ではこのカレールウが一番高いお値段でした。

 

 

「シンプルに生きる大人のためのカレールー」の特徴

  1. 砂糖・動物性原料不使用
  2. たん白加水分解物・酵母エキス・化学調味料不使用
  3. あいのう生産者限定玄米粉使用
  4. フレークタイプで様々な料理に活用できる

 

「香りも味も手加減なしにスパイシー。コクを重視した商品の逆をいく、後味さっぱりなカレールウ。」だそうです。スパイシー=さっぱり=シンプルってことみたいです。

 

 

「シンプルに生きる大人のためのカレールー」の感想

D調理例

大人の人気第1位はこちらでした。コクを求めず後味さっぱりなカレーということで、物足りないかもと思っていましたが、そんなことは全く。

確かにさっぱりしていましたが、味噌とココアのおかげなのか、奥深い味わいでした。

  • 大人は一番好きな味
  • それほど辛口ではない
  • さらっとして食べやすい
  • コクよりも~というけど物足りなさなど無い

 

辛口はこのカレールウだけでしたが、実際は辛すぎず、中辛の感覚で食べられます。事実、小学生の息子たちも普通に食べてました。値段の高さも、この美味しさなら仕方ないでしょう、という感じです。

ひとつ注文するならば、こちらのカレールウだけスダンディングパウチではなかったこと。開封後の保管は冷蔵庫がマストですが、庫内で自立してくれる他のカレールウと違い、こちらは自立できません。それだけが残念な点でしたね。



まとめ&結論&買えるところ

今回4種のカレールウを実食しましたが、4種それぞれ特徴がありました。共通して言えることは、今まで食べていたアレルギー用お子さまカレーより、断然おいしかったこと。

いつも購入しているアレっ子カレーは、スーパーで買えるし手軽でいいのですけど、独特の風味があって。自分的には、その風味が美味しくないなぁと思う理由なんですね。

独特の風味を分かりやすく言うと、レトルトカレーに共通する、あの独特な風味です。レトルトカレーって、目をつむって食べてもわかると思いませんか?

 

今回試した4種は、その独特な風味がなくて、さらに小麦粉不使用だから胃にもたれる感じが全くありませんでした。あと、Bのマルコメ以外の3種は、動物性原料不使用で植物性を徹底しているカレーでした。

子供たちがBのマルコメを一番好きだと言ったのは、植物性のカレールウに物足りなさを感じたかもしれませんね。

 

いやしかし。『世の中にはいろんなカレールウがあるんだなぁ、もっと前からよく探せばよかったなぁ』が今回の正直な感想です。

 

最後に、我が家が出した結論。
「4種をブレンドしたカレーが一番おいしい」

やはり、「カレールーは何種類かブレンドする」これに限ります。全てフレーク状なので、固形のカレールーみたいに入れ過ぎることなく、調節できるのが大変便利でした。

4種のカレーは、すべて揃っていた楽天24で購入。初めて楽天24で買い物する場合、送料無料のクーポンがあったりしますから、少しでもお安く買えるようチェックしてみて下さい。

 

■買えるところ

 

◇使用した大豆は一度食べたら浮気できない、生協の宅配パルシステムのものを使用しました。

産直大豆ドライパック

 

 

 

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