アレルギー児が実際に食べている食材等、いろいろな食べ物を紹介していきます
男の子2人兄弟の母親です。夫と家族四人で暮らしています。
住まいは転勤で来た群馬県にそのまま定住しています。
長男は、卵白とえびにアレルギーがあります。
次男はわかっているだけでも小麦・卵・乳・えび・落花生・いかにアレルギーがあります。給食は食べられず弁当持参しています。
1.母の目標
そんな子を持つ私ですが、大きな目標がありまして。それは、彼が小学4年生から給食を食べられるようにすることです。
小学校5年生になると、宿泊をともなった学習指導があると思います。林間学校、宿泊学習などと呼ばれていますね。
通っている小学校では、皆でカレーライスを作って食べる、という学習をします。このカレーライスを、どうしても食べさせてあげたい!
となると、4年生で給食を食べられるレベルにもっていかないといけない。このように考えて、目標をたてたのです。
2.現在の取り組み
幼いころから頑張って除去してきた、食べられない食材たち。ところが、一定の年齢に達した頃から、ほんの少しづつ食べさせるという方式が最近の考え方のようですね。
私がかかりつけ医に言われたのは5、6歳の頃だったと思います。経口免疫療法と呼ばれ
- 入院もしくは自宅で症状が出ない量を継続的に食べさせる
- 最終的に一定量食べることが出来るようにする
という治療法。少し前までは除去することに命がけ、得意技は原材料欄の速読だったのに。
現在は、数値の低い卵黄を体調の良いときに食べさせています。30分くらい茹でた固ゆでのゆでたまごの、白身に接していない黄身の部分をほんの少々。
量でいうと耳かきですくったほどの大きさだと思います。
バター・卵なしのやさしいパウンドケーキ Steamed&Baked
3.食べ物を紹介していきます
このサイトでは同じような境遇のご家族の方向けに、実際に利用している食べ物をご紹介していきたいと思っています。
もちろん、アレルギーには種類、程度があるため、ご紹介したすべてがすべてのお子様に適しているといえません。ですが、ひとつでも「これは知らなかった」という食べ物に出会っていただけたら良し、と考えています。
ご紹介する食べ物は
- なるべく安い
- なるべく手軽に買える
ものを中心にご紹介していきます。
さらに、いつしか本物を食べることができた時に、味のギャップが少ない食べ物であることも大切と考えています。
焼き菓子レシピノート―ナチュラルにくらしたい ~卵なし・乳製品ひかえめのレシピ集~ (旭屋出版MOOK)
このブログはそんな思いで運営しております。
4. 2021年現在
小学4年生で給食を食べるという目標は、残念ながらかないませんでした。卵の卵黄に加え、給食を食べるうえで一番ネックになっている小麦アレルギー改善にちからを注ぎ、4年間毎日小麦を摂取してきましたが、思うような結果は出ず。
もちろん次男の努力もあり、アレルギーの数値は下がっていますが、今でも小麦アレルギークラス4のままです。先日一年に一度の血液検査を受けましたが、結果はまだ聞いていません。
目標であった4年生で給食を食べられなかったため、5年生になった現在宿泊学習でのカレーを食べるという夢は叶わないことになります。
一年生の時から親子で目指してきた目標だったので残念だし、力不足で申し訳ないです。
それでも毎日頑張ってパンを食べている次男には、頭が下がります。今の夢は食物アレルギーが治ったら、ペッパーランチを食べてみたいとのこと!
親子で次の新しい目標に向かって、これからも頑張ります☺