牛乳アレルギー経口免疫療法~自宅で~②
息子の牛乳アレルギーを克服するための経口免疫療法として、乳成分が僅かに含まれているものを食べさせています。ところが、牛乳やヨーグルトが肌に触れただけでじんましんが出てしまうので、息子の場合はさじ加減が難しい。
けれども、かかりつけ医からは、少しづつ摂取するやり方を提案されているし、慣れさせていかないといけません。少しでも体に入れておかないとアナフィラキシーショックをおこしてしまう恐れがありますから。
自己嫌悪に陥ったときの話。家族で行った入浴施設で、風呂上りに行った休憩所を「そろそろ出ようか」と立ち上がった時、次男が「膝になんか付いた」と言いました。
ティッシュで拭くように伝え、その後敷地内のスーパーをうろうろしていると、腫れた目を押さえ泣きながら訴える次男。。。「あーやってしまった」ホントにダメだな、私。休憩所なんだから、付いたのがこぼれたままのアイスクリームとか想像しなければいけないのに。
次男に申し訳ないと落ち込み、さらに乳製品解禁まで先が長いことが証明され、更に落ち込む…。こんなこと、今まで何回繰り返してきたんだろう。
ふと、思考をすべて停止して何も考えたくなくなるときがあります。でも、逃げたってどうにもならないから。また「えいやっ」とやるしかない。あぁーこれも何回繰り返しただろう。
【湖池屋】カラムーチョ ホットチリ味
- 名称:スナック菓子
- 原材料名:馬鈴薯(日本:遺伝子組み換えでない)、植物油、粉糖、たん白加水分解物、オニオン、ガーリックパウダー、食塩、ぶどう糖、唐辛子、香味油/調味料(アミノ酸等)、パプリカ色素、酸味料、香料、香辛料抽出物、甘味料(ステビア、カンゾウ)、(一部に乳製品・小麦・大豆を含む)
- 製造者:株式会社湖池屋
- 価格:138円前後(2018年8月現在)
✔メーカーにお問合せしたところアレルゲン詳細は下記の通りでした。
たん白加水分解物→大豆
香味油→しょうゆ(小麦・大豆)
香辛料抽出物→大豆
甘味料→乳糖(乳)
ごく少量の乳成分を加工品から摂って慣れさせ、徐々に含まれている量が多い加工品へとシフトし、最終的に牛乳を試そうと考えています。
これは医師に指示されたやり方ではなく、私の独自の方法になります。もちろんこの方法を取っていることは伝えてあり、反対もされていません。医師によって考え方は千差万別です。「こういう人もいるんだ」そのくらいに思ってくださるとうれしいです。
キャベツ太郎に次ぐ食べ物を探して、目を付けたのが「カラムーチョ ホットチリ味」です。「カラムーチョ」の場合、次男は小麦と乳がひっかかります。しかし、原材料を見ると、小麦の粉そのもの(小麦粉)を使用している感は無いし、乳そのもの(牛乳の表示)も見当たらないので、いけるかなと。
初めてミリ単位の大きさを食べた感想は「旨い!」でした。あんな少しでよく味が分かったな…と思うくらい、ごく少量から。15分経過後大丈夫なので、徐々に増やしていき問題なく1枚食べきれました。翌日から少しづつ増やし、5枚クリアで大丈夫かなと。以後、カラムーチョのスティックタイプも試しましたがこちらも大丈夫でした。
ちなみにスティックタイプは、チップスタイプと若干原材料が異なりますので、ご注意ください。
スティックカラムーチョ ホットチリ味
我が家に関していえば、乳製品の経口免疫療法ならばスティックタイプの方が適しているみたいです。(チップスの方は克服したい乳がごく微量みたいなので)100円ショップで、4連袋のスティックカラムーチョを見かけたので、今後はそれを購入しようかなと思っています!
普通に何事もなく食べきることが出来て、良かったです。ただ、クリアすれば次の課題食品を探さないといけません。息子のため、アンテナを張って探したいと思います!
買えるところ
カラムーチョはチップス・スティックタイプともにどこでも買えますので、4連袋のスティックタイプのみ書いておきます。わが家の近辺では100円ショップがコスパ最強のようです。
まだまだ続く食物アレルギーとの共存&闘い。焦らず確実に進まなければ!
■買えるところ
- 100円ショップ(ダイソー、セリア)(売り切れも多い)
- カワチ薬局(ちょっと高め)(品切れは無い)
- 大手スーパーなど